岡山大学公認サークル ダーウィニズム研究会

「農を考える会ダーウィニズム研究会」通称「D研(だーけん)」です。一時「自然科学研究会」に名称変更をしようとしていましたが、部員の話し合いの結果、もとに戻しました。

イナゴ

 大学ではオンライン文化祭が始まりました。文化祭の特設サイトにはD研の紹介ページがあります。もしよければ、サイトを見てくれると嬉しいです。

 

 さて、今回のテーマはイナゴです。

 皆さんはイナゴバッタの違いは分かりますか?

 基本的には違いがありません。但し、判別方法はあります。喉にある突起で見分けることが出来ます。突起がある方がイナゴになります。

 

 イナゴは古くから農作物に被害をもたらす生物です。日本では明治時代からイナゴによる被害の記録が残っています。

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 上記の「バッタ塚」は、バッタ(イナゴ)の卵や幼虫を埋めた塚のことです。北海道では札幌以外にもバッタ塚は存在します。

 

 また海外でもイナゴは猛威を振るっています。数年前にケニアを中心にアフリカで大きな問題になったニュースを覚えている方もいるのではないでしょうか。現在はアフリカのみならず中東地域や中国近辺でも被害が確認されています。

 

 このような被害を抑えるためには、どうやって対策を取ればいいのでしょうか。それは空から殺虫剤をまいてイナゴを駆除することです。

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 ただし、大事なのは予防です!イナゴが成虫になる前の幼虫や卵の段階で駆除することが重要です。

 

 さらにイナゴに関して以下の様な驚かされる研究が行われています。

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イナゴが平和をもたらすかもしれませんね。

 

今回はこれで終わります。冒頭に説明した文化祭のリンクを載せています。閲覧は2021年11月末までとなっているので気を付けてください。

https://oufes2021.com/clubs/4k4j3v2eg9