こんにちは,ダーウィニズム研究会です。
ここ最近は金曜日での活動が多かったのですが今回は火曜日の活動。
なんとなくいつものリズムと違うと違和感が・・・笑
さてさてそんな今回のテーマは,
【農業協同組合はなぜ存在するのか】
昨今,マスメディアなどで
「農業協同組合が農業従事者の所得向上の妨げとなっている」
「農産物を不当に高くしている」
と批判されることがあります。
そんな農業協同組合,そもそも何のために存在しているのか?
今回はそんな疑問にお答えするテーマでした。
農業協同組合の目的,それはズバリ
農家の経済的な力を強めるため
です。
日本の農家の大半は小規模です。
そのため,
〇農業資材を買うとき
〇農産物を売るとき
に
〇農業資材を売る会社
〇農産物を買う会社
それぞれに対してパワーバランス(=市場競争力といいます)は,
企業>農家となります。
例)・農家は少数の肥料会社から肥料を買わなければならない
・肥料会社は販売先の価格により農家を選べる
→農家は高い価格で肥料を買わなければならない
このような市場競争力の差を埋めるべく,農家が寄り集まったものが現在の農業協同組合の設立の一つの理由となっているわけです。
このように調べてみると,農業協同組合にもちゃんと役割があることがわかりますね。
他にも団体設立のきっかけや動機もあるそうです。
皆さんも調べてみては?
それでは今日はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。