岡山大学公認サークル ダーウィニズム研究会

「農を考える会ダーウィニズム研究会」通称「D研(だーけん)」です。一時「自然科学研究会」に名称変更をしようとしていましたが、部員の話し合いの結果、もとに戻しました。

地球温暖化が進んでも冷害は無くならないのか?

 こんにちは.だーけんです.
今回のテーマは「地球温暖化が進んでいる中,冷害は減らないのか?」です.

テレビやニュースで何度も地球温暖化に警鐘を鳴らしているのを耳にしますが,それと同時に農作物特にイネの冷害という言葉もしばしば耳にします.
冷害と言うのは生育期間に受ける低温によって収量が減少する被害の事をいいますが
温暖化や暖冬が言われているなか,なぜ冷害は無くならないか疑問に思い調べてみました.(冷害はいろいろな作物に関りがありますが,以降は一番被害の大きいイネに関して取り扱っています.)

原因は大きく二つありました.
⑴冷害の原因であるヤマセの頻度は変わっていない.
⑵冷害に関与する夏の平均気温は特に変化していない.

よく考えれば⑴は当然かもしれません.
⑵に関して,実は日本では確かに冬の平均気温は上昇傾向にありますが夏自体はあまり変化がなく温度は上昇しているわけではないので,ヤマセにより低温にあたった時冷害が起きるということでした.

 個人的に温暖化と言われれば全季節の平均気温も上がっているものだとばかり思っていたので,場所によりけりですが季節別で偏りがあったとは驚きでした.

すっかりブログ更新が遅くなってすいません.
この季節はぼーっとしやすい(?)ので気を引き締めていこうと思います.
最後までお読み頂き有難うございました.