こんにちは!だーけんです!
今回は “ ストライガ ” の 被害、原因、対策 について発表しました。
ストライガは
ハマウツボ科ストライガ属に分類される一年生の半寄生植物 です
種によって宿主植物は異なりますが、今回はトウモロコシやソルガムといったイネ科の 根 に寄生する Striga hermonthica
に主な焦点を当てました。
被害面積は、サハラ以南のアフリカを中心に日本国土の約1.4倍に渡り、年間被害額は一兆円に達すると言われおり、アフリカでは古くから魔女の雑草と呼ばれているそうです。
ここでは付随的な説明は割愛させて頂きますが、この甚大な被害の主な原因を以下のスライドにまとめました。
ストライガ恐るべしですね。
次に、ストライガの寄生方法の説明として
•不毛な土地に適応する過程で宿主が生成した、菌根菌との共生や自身の生長制限に関わる植物ホルモンの感知により、ストライガが発芽すること
・ストライガが、活発な蒸散による蒸散流で宿主から栄養を取り込むこと
が挙げられます。
最後に対策の一部として、(ここでは簡略化します)
•新品種の選抜
•宿主作物がいない状態で誤発芽&枯死(自殺発芽)させる
•栽培法の改良
が挙げられます。
いずれに関しても、低コストでありその地域の文化や慣習に合うことが重要です。
最近では、作物の生長や作物と共生菌との関係には干渉せず、ストライガの自殺発芽にのみ作用する人工物質が生み出されたそうです。
食料問題解決に向け夢が膨らみますね!
今回は以上です!最後までお読み頂きありがとうございました!