岡山大学公認サークル ダーウィニズム研究会

「農を考える会ダーウィニズム研究会」通称「D研(だーけん)」です。一時「自然科学研究会」に名称変更をしようとしていましたが、部員の話し合いの結果、もとに戻しました。

たばこ問題を農業から考える

はじめまして!一回生もついに発表するようになりました
お見苦しい文章ですがよろしければご覧ください!
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テーマは【タバコ問題を農業から考える】です。

タバコって昨今、危険だやら分煙しろやらなんやら様々なことが言われていますね。最近では、つい先月の平成30年10月1日にタバコが増税されましたね。それではいっそ廃止してしまおう!ちょっと待ってください。たばこ農家さんは路頭にまよってしまうのではないのですか?
日本の中のたばこ農家さんの現状そこから見えてくるものを調べてみました。

そもそもたばことはナス科タバコ属の植物です。日本には16世紀~17世紀ごろに移入された作物です。有害物質としてニコチンはもちろんアセトンといった有害物質も含まれています。
イメージ 1たばこ農家さんの農家数の推移を全国たばこ耕作組合中央会さんのデータから見ていきます。(http://www.jtga.or.jp/outline/kousakumenseki/kousakumenseki.html)ここ三十年くらいで見ていきますと減少傾向ではありますが、減少の仕方が階段状です。急激に減少している年は増税が導入された次年度となりますので来年の農家数、耕作面積はともに減少すると予想されます。なぜ悪者とされるタバコを作り続けるのでしょうか?
一つは儲かるからです。ご覧の通り農家数は減少しているので一人当たりの耕作面積は増加しているので一軒当たりの収益も増加しています。
またもう一つの理由としては、タバコを作るのに農薬を大量に使用するのでタバコを育てた後の土壌は微生物が死に転作しにくいこともあるということです。

タバコが健康に与える影響等はよく耳にしますが、農家さんの視点から見るのは新鮮で楽しかったです。

次回も一回生の発表です。テーマは【牛乳】です。楽しみですね
それではここまでお読みいただきありがとうございました。