岡山大学公認サークル ダーウィニズム研究会

「農を考える会ダーウィニズム研究会」通称「D研(だーけん)」です。一時「自然科学研究会」に名称変更をしようとしていましたが、部員の話し合いの結果、もとに戻しました。

大人にとっての粉ミルク

こんにちは!だーけんです。
今回のテーマは【人にとっての粉ミルク】です
昨年の発表にて、「牛乳を飲みすぎると骨粗しょう症になる」は本当か、という発表がありましたがこの発表を聞き私は牛乳は牛のものであるのでヒトにとっての乳つまり、母乳または粉ミルクは人にとって最適なのではないかと考えたので今回調べました。
イメージ 1

まず初めに、そもそも粉ミルクって何でしょうか。粉ミルクと聞くと母乳の代替品というイメージがありますが、実はそもそも粉ミルクというとただ生乳を乾燥し粉末状にし、輸送や保存に優れた状態にしたものなのです。さらに母乳の代用品である粉ミルクは、乳児用調整粉乳と呼ばれ脱脂粉乳+乳糖やオリゴ糖などを加えたものなのです。
イメージ 2

さて、本題に迫りますと大人が乳児用調整粉乳を飲むのはどうなのでしょうか。乳児用調整粉乳の栄養価は、乳児はそこからしか栄養を取れないので乳児にとっては完全栄養食品となっております。しかし、大人にとっては飲みすぎると栄養過多となってしまいます。また、先程述べたように乳児用調整粉乳には乳糖などの栄養を加えますが、この乳糖がうまく分解できない乳糖不耐症の方には下痢や、胃腸の不調といった症状が引き起こされます。そして、この乳糖不耐症は日本人の1/3にいるといわれておりますので、大人が乳児用調整粉乳を飲むのは注意が必要そうです。

今回このテーマをまとめるにあたり驚いたことに、既に大人向けの乳児用調整粉乳が販売されていました!宣伝にならないようにあまり深くは述べませんが、興味を持った方はぜひ調べてみてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました!次回はジャガイモについてみたいです。お楽しみに~