岡山大学公認サークル ダーウィニズム研究会

「農を考える会ダーウィニズム研究会」通称「D研(だーけん)」です。一時「自然科学研究会」に名称変更をしようとしていましたが、部員の話し合いの結果、もとに戻しました。

加工用トマトと輸入の歴史

こんにちは,だーけんです。
先週は更新がありませんでしたが,収穫祭準備が終わったということで実は
ハロウィンパーティーを開催しておりました。
どんぐりクッキー,サツマイモ・カボチャホットケーキ,カレー,サラダ,スープなどかなりの品数。みんなでワイワイとつくったり,TRPGをしたりして楽しみました。
(*楽しすぎて写真を撮るのを忘れていましたorz)

それから一週間。通常活動をまた再開しました。今回のテーマは
【加工用トマトと輸入の歴史】
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突然ですが,トマトには
①生食用トマト
②加工用トマト
の二つがあることをご存じでしょうか。

栽培方法,栄養分など違いがたくさんありますが,今回重要なのは
加工用トマトは契約栽培
であることです。

と,いいますのが,今回の目標は,
<農産物輸入の歴史を振り返り,その影響を分析する>
ということだからです。

契約栽培の農産物は加工企業の方針により生産状況が大きく変わります。
(ex:加工企業が生産量を減らしてほしい,となると契約農家はその意向に従う)
したがってその農産物の国内農家数,生産量,価格推移などのデータを用いることにより,加工企業がどのような選択を輸入化の歴史の中でとってきたのか,を推測することが可能となります。

輸入化の歴史で,加工用トマトにおけるターニングポイントは以下の4つです。
1960 「貿易・為替の自由化」「原料自由化」の流れ
1972 ピューレ・ペーストの輸入自由化
1980 生産調整
1989 製品自由化

今回の発表では,これら4つのポイントについて,輸入量や国内生産にどのような影響が表れたのかを詳細に見ていきました。
今回は普段と比べて多くデータを使うことができ,加工企業のねらいを推測することができ,発表者としてはなんだか楽しかったです笑

最後まで読んでいただき,ありがとうございました。