岡山大学公認サークル ダーウィニズム研究会

「農を考える会ダーウィニズム研究会」通称「D研(だーけん)」です。一時「自然科学研究会」に名称変更をしようとしていましたが、部員の話し合いの結果、もとに戻しました。

蜘蛛について

 先日、三学期はじめての活動がありました。今回はその時に発表されたものを紹介します。

 

 今回は蜘蛛について紹介します。皆さんは蜘蛛について、どのようなイメージを持っていますか?

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 「不気味」「怖い」などとマイナスなイメージを持っている方が多いかもしれません。しかし、今回の記事を読むとイメージが変わるかもしれません。それでは、詳しく見ていきましょう。

 

 蜘蛛は基本的に肉食です。獲物の捕まえ方は二種類あります。一つ目は巣や網をはり、それにくっ着いた獲物を捕まえる造網性です。二つ目は蜘蛛が動き回り獲物を捕まえる徘徊性です。

 

 次に蜘蛛と農業の関りについて説明していきます。

 

 実は、蜘蛛は水田で害虫を捕獲する益虫だったのです。具体的にはゴキブリを捕食する生き物なんです。また、歴史は古く江戸時代から利用されていたと言われています。

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 さらに現在、蜘蛛に関する研究が進んでいます。それは蜘蛛の糸に関する研究です。蜘蛛の糸は丈夫で、微生物によって分解される生分解性をもつため環境にやさしいと言われています。そのため、建築物の材料などに使用出来るのではないかと注目されて研究されているのです。

 そんな蜘蛛の糸ですが、実は蜘蛛の体内でどうやって作られて、体から出されるのか謎に包まれていました。それから、理化学研究所の「バイオ高分子研究チーム」が人工的に蜘蛛の糸を合成することに成功しました。これから蜘蛛の糸を実用化するため、さらに研究が進んでいくことになるでしょう。

 

 この様に、蜘蛛は色々なメリットを持つ生き物であることが分かりました。皆さんは、これで蜘蛛に対するイメージが変わったのではないでしょうか?

 

 今回の内容はここまでです。

 

 ありがとうございました。