岡山大学公認サークル ダーウィニズム研究会

「農を考える会ダーウィニズム研究会」通称「D研(だーけん)」です。一時「自然科学研究会」に名称変更をしようとしていましたが、部員の話し合いの結果、もとに戻しました。

カモノハシとは

 10月になり、大学は三学期が始まりました。前回の更新からかなり時間がたっていましたね。秋からはブログ更新をしっかりしていきます。

 

 今回はカモノハシについて説明します。

 

 みなさん、カモノハシは見たことありますか? 私は直接見たことはないのですが、どういう見た目をしているかを知っている方は大勢いるのではないでしょうか。

 

 

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カモノハシのイラスト

 そうです! この様な姿を思い浮かぶのではないでしょうか。

 そんなカモノハシですが、不思議な点があるのです。

 

 それは哺乳類であるということです。

 哺乳類でありながら、卵を産み乳首がありません。(哺乳類は親の母乳を飲んで育つ) さらに上の画像にもあるようにくちばしがあります。これは鳥類の特徴です。他にもオスの後ろ足のかかとには毒があります

 

 どうしてこの様な特徴があるのかは現在研究中ということです。

 

 そんな謎が多いカモノハシですが、実は日本では出会うことが難しい動物なんです。カモノハシはオーストラリア東部に生息しています。輸出が規制されているため、日本では入手をするのはかなり困難です。というのもカモノハシは長距離移動に対応出来る生物ではありません。カモノハシの保護という観点から、この様な規制がかけられているのです。

 

 最後にカモノハシが救世主になる?というお話をします。

先ほど説明にあったようにカモノハシには毒をもつものもいます。この毒が、糖尿病の治療薬開発に繋がるかもしれないと言われています。そのため、現在カモノハシに対しての研究が行われているのです。

 

 今回はこれで終わります。カモノハシに関しての興味がわきましたか?可愛らしい見た目と不思議な特徴をもつカモノハシにこれからも注目していきましょう!