岡山大学公認サークル ダーウィニズム研究会

「農を考える会ダーウィニズム研究会」通称「D研(だーけん)」です。一時「自然科学研究会」に名称変更をしようとしていましたが、部員の話し合いの結果、もとに戻しました。

地球温暖化対策への道 ~二酸化炭素の回収・貯留~

 みなさんこんにちは、だーけんです。

 今回は地球温暖化対策の一つである「二酸化炭素の回収・貯留」技術について調べてみました。

 

 近年はコロナウイルスの影響であまり話題に上がりませんが、地球温暖化は今なお人類にとって最も重要な課題の一つです。

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(出典)NASA: Climate Change and Global Warming https://climate.nasa.gov/

 地球温暖化の原因となる温室効果ガスの中でも最も問題視されているのが、みなさんご存じ「二酸化炭素」です。排出量が他の温室効果ガスと比べると極めて多く、我々の生活と切っても切り離せない関係にあるということが、二酸化炭素への対策が重要視されている理由です。

 今や各国・各企業がこぞって二酸化炭素への対策に取り組んでいます。日本でも小池百合子都知事が「都で排出される二酸化炭素量を2050年には実質ゼロにする」という目標を掲げ、一躍話題となりましたね。

 二酸化炭素を減らす取り組みとして一般的なのは、例えば「産業分野での二酸化炭素排出量を削減する」や、「森林への植林・都市の緑化を通じて、植物に二酸化炭素を吸収させる」といった手段ですが…

 私が今回着目したのは、排出された二酸化炭素を回収して貯留する、「CCS」と呼ばれる技術です。

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(出典)資源エネルギー庁ウェブサイト https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/ccus.html

 CCSとは「Carbon dioxide Capture and Storage」の略で、日本語では「二酸化炭素の回収と貯留」という風に表されます。具体的には、発電所や化学工場から排出された二酸化炭素が大気中に放出される前に分離・回収し、地中深くに封入する技術のことです。

 2016年に発行された「パリ協定(2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組み)」では、このCCSが世界の累積二酸化炭素削減量の14%を担うことになる、と期待されています。

 また日本でも、2016年から2019年にかけて苫小牧で「CCS実証プロジェクト」というCCSの実証実験が行われました。そのプロジェクトで地中に封入された二酸化炭素の量は、なんと30万トン! 

 コストなどの面で問題もあるそうですが、この技術が普及すれば、地球温暖化対策の強い味方となるに違いありません。

 

 そして最後に一つ、CCSと関連したユニークな取り組みを紹介します。

 スイスはチューリッヒ州に位置するベンチャー企業「Climeworks」。その企業が行っているビジネスが、「大気中の二酸化炭素を直接回収する」という取り組みなのです。

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(出典)Climeworks https://www.climeworks.com/

 Climeworksが開発したのが、この「CO₂コレクター」。取り付けられたファンで空気を回収し、内部のフィルターで二酸化炭素を吸着。高純度の二酸化炭素を大気から分離して地蔵しつつ、二酸化炭素の取り除かれた空気を排出する…という装置です。

 回収された二酸化炭素は、上記のCCSと同様に地中深くに封入されたり、あるいは資源として様々な分野へと提供されるのだそうです。

 大気中の二酸化炭素を減らすために、大気から直接二酸化炭素を回収する。シンプルながら非常に画期的なアイデアであると言えます。

 ぜひ日本の企業も、その優れた技術力を存分に生かし、Climeworksのような革新的な温暖化対策方法を思いついてほしいと思います。

 

 以上、だーけんでした。

 ここまでの閲覧ありがとうございました!

生分解性プラスチック と分解能をもつ 微生物探しの旅

皆さん、こんにちは!D研です!!

今、岡山大学は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でオンライン授業となっています。今回、D研は今年度最初の活動をZoomを用いて行いました。

 

さて、今回の発表のテーマは、

生分解性プラスチックと分解能をもつ微生物探しの旅、です。

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生分解性プラスチックの定義は、以下の通りです。

・使用するときには従来のプラスチック同様の形状と機能を維持

・使用後は自然界の微生物などの働きによって生分解

・最終的には水と二酸化炭素に完全に分解される

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その結果、イネの葉から分解能力をもつ微生物を分離

同定したところ,植物の葉によくいる常在菌のうちの酵母の一つだったそうです。

さらに、同属酵母株をいくつか分離したところ,4割が分解能をもつことが判明

 

今回発見された菌が分解能を持つのは,培養液中で分解酵素の生産が進むためで、実用化にはまだ研究が必要なようです。

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生分解性プラスチックを使ったマルチなどは、すでに発売されている様ですが、分解をコントロールでき、より便利になってほしいです。

生分解性プラスチックに興味を持った方は、ぜひ調べてみてください。

D研ってどんなサークル? 新入生の皆さんへ

皆さん、こんばんは! D研です!!

今回は、コロナウイルス(COVID-19)の影響でにより、

新歓ができない状態なので、サークルの説明などをしたいと思います!!

D研は、岡山大学公認サークル 農を考える会  ダーウィニズム研究会の略称です。

 

★D研(だーけん)ってどんなサークル?★

自分が興味を持った「農」に関することについて調べ、

パワーポイントにまとめて、

メンバーの前でプレゼンする、というサークルです。

週に一回、みんなの都合のいい日

ゆるーい雰囲気で活動しています!

★D研(だーけん)の良いところ★

その① パワーポイントを使ったプレゼンスキルが身に付く!

その② 先輩から農学部の情報を教えてもらえる!

   (もちろん農学部以外の部員も大歓迎

その③ 活動が週一回なので兼部しやすい!

 

農を考える会だけあって農学部のメンバーが多いですが、他学部もいるので、

学部問わず大歓迎です!!

過去の発表は、このブログの記事になっているのでぜひ、チェックしてください!

発表以外の活動として、秋にある農学部の収穫祭では、出店・野菜販売をします。

 

 

興味を持った方、質問のある方は、ぜひ、下の公式LINEを追加・メッセージください!!

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止めたい食欲!レプチンの働き

こんにちは。だーけんの元会長です。お伝えし忘れておりましたが実は、役員交代を2019年の12月に行ったので、現在新メンバーを中心に活動しております!これからも、温かく見守ってくださると幸いです。

 

さて、今回のテーマは「レプチンの働き」です!皆さんは、レプチンを耳にされたことはございますか?レプチンとは、食欲抑制ホルモンの一種で実は意外なところから放出されています。

それは、脂肪細胞です!レプチンが働く仕組みとしては下の図を参考にしていただいて説明すると、脂肪が増えることで脂肪から脳へ向けてレプチンが放出されます。そして脳がレプチンを受容することで食欲が抑制されるようになります。

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レプチン作用機構


次に血中レプチン濃度と体脂肪率の関係を示したグラフを見ると体脂肪の多い方ほど実は食欲が抑制されているとわかります。しかしながら、現実として肥満の方で食欲が止められなくて悩まれている方が多いのも事実です。このようにレプチンが作用しないことをレプチン抵抗性があるといいます。なぜ、レプチンがうまく抑制してくれないのでしょうか?

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レプチンと脂肪量の関係

実はこの答えは現在様々な研究がなされておりまだはっきりとはわかっていません。ですが、2017年基礎生物学研究所の野田昌晴教授と新谷隆史准教授の研究で、レプチン抵抗性の原因はPTPRJであると発見しました。このPTPRJは肥満の方ほど発現量が多く、よりレプチンに対して抵抗性を示すようになってしまうとのことです。

 

さて、ひとまず今回で2019年度の活動はお休みです。次回は、先輩の追いコンの報告になると思いますのでお楽しみにしてください。ここまで、ご覧いただきありがとうございました。

新社会性生物 アリについて

こんにちは!D研です!

今回のテーマは「新社会性生物 アリについて」です。

「働かないアリに意義がある」という本を主に参考にしたので、詳しく知りたい方は、

ぜひ読んでみてください。

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新社会性生物とは、何か知っていますか?

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今回は、特にアリやハチについて次のことを発表しました。

1.仕事内容の傾向

2.働かないアリがいる仕組みと意義

3.繁殖における利他行動の意義

 

1.仕事内容の傾向

アリやハチのワーカーの仕事には、齢間分業と呼ばれる流れがあります。

若いうちは巣の中で幼虫の世話などを、年を取ると巣の外へえさを取りに行くなどします。これは、安全な仕事から危険な仕事へ、移り変わっています。

また、大きな体をもつ「兵隊アリ」がいる種もありますが、戦わないそうです。

これらは、余命の長さや大きな体をつくるコストから、労働力を無駄なく使う戦略と考えられます。

 

2.働かないアリがいる仕組みと意義

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3.繁殖における利他行動の意義

群選択説と血縁選択説という二つの仮説があります。

今回は、血縁選択説について取り上げました。

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これに対して、アリやハチは、オスはゲノムを一つしか持ちません。

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自分の娘を生んだ場合自分の 遺伝子を2分の1しか伝えられないのに対して、

アリやハチは、姉妹を育てることで、4分の3伝えられるのです。

 

今回は、利他行動をとる生物について、考えてみました。

興味を持った方はぜひ詳しく調べてみてください。

廃プラスチックが及ぼす環境への影響と日本の取り組み

明けましておめでとうございます。

D研です。

今年初にしてかなり久しぶりの投稿となりましたが、

本年もD研をどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて今回は、

「廃プラスチックが及ぼす環境への影響と日本の取り組み」

というテーマで発表をしました。

 

 

 

近年では、年間800万トンにも及ぶ廃プラスチックが海へ流出しています。

それらは紫外線、波、風など様々な環境要因によって細かく分解され、

マイクロプラスチック(MP)と呼ばれる微細なプラスチック片へと変化します。

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マイクロプラスチック(MP)ができるまで

このマイクロプラスチックは海洋生物や私たち人間にも

様々な悪影響を及ぼすと言われ、対策が急がれています。

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マイクロプラスチックの影響その1

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マイクロプラスチックの影響その2

このようなマイクロプラスチックを減らすには、まず海洋に流出するプラスチックごみを減少させることが大切です。

そのためにはプラスチックごみを適切にリサイクルし、ごみとして捨てられるプラスチックを減らす必要があるのですが……

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日本で行われている3つのプラスチックリサイクル

日本におけるプラスチックのリサイクル方法は3つ。

廃プラスチックを破砕・溶解させて再び製品として再利用する「マテリアルリサイクル」、分子レベルで分解して製品原料に使う「ケミカルリサイクル」。

そして廃プラスチックを燃料として使用し、発熱量を有効活用する「サーマルリサイクル(熱回収)」です。

日本では、このサーマルリサイクルの割合が約60%を占めているのです。

 

海外ではリサイクルはあくまで「循環するもの」とされており、ただ燃やして灰にするサーマルリサイクルはリサイクルとみなされていません(サーマルリカバリーと呼ばれているようです)。

そのあたりに、海外と日本との意識の差があるように思えます。

ただし、サーマルリサイクルを行うと、燃料に石炭を使う場合と比べて二酸化炭素の排出量が半分以下まで減少するというデータもあります。地球温暖化防止に貢献している面もあるので、一概にサーマルリサイクルが駄目だとは言えません。

 

世間でよく言われる「3R」…リデュース、リユース、リサイクルのうち、リサイクルにも色々な種類があるんだ、ということが分かる発表となりました。

 

 

次回の投稿はまたちょっと後になりそうです(そろそろ学期末なので……)。

以上、D研でした。

 

 

 

 

 

 

 

動物の青~節足動物と脊椎動物に青色色素は存在するか~

こんにちは。

ダーウィニズム研究会です。

 

 今回は「動物の青~節足動物脊椎動物に青色色素は存在するか~」ということで発表しました。

 

 動物には,さまざまな色があります。そのなかでも,生物好きに人気なのが青色です。鮮やかな青色をした鳥,オオルリや,モルフォチョウなどは絶大な人気を誇ります。

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オオルリ

 それでは,これらの青色は青色色素によるものなのでしょうか。実は,オオルリやモルフォチョウの青色は色素によるものではありません。「構造色」による青色です。

 

 構造色とは,それ自体は色を持っていないが,その微細な構造により,光を干渉または,回折,散乱し,ある光の波長を反射することでみられる色です。シャボン玉やCDがいろいろな色に見えることを想像してください。

 

 オオルリやモルフォチョウは,構造色によって青色を表現していたのです。もちろん,そのほかの多く青色の動物にも,構造色により青色を表現してるものがいます。(青色の構造色ばかり取り上げてますが,もちろん構造色は青色だけでなく,そのほかさまざまな色を表現できます。構造色と色素を組み合わせて使うこともあります。例えば,青色の構造色と黄色の色素を組み合わせて,緑色を表現している動物もいます。)

 

 青色を表現するのに構造色が使われていることが多いようですが,それでは動物に青色色素は存在するのでしょうか。調べたところ,「ビリン系色素」というものが存在することがわかりました。節足動物では,アオスジアゲハの翅の青はビリン系色素によるものです。また,バッタの緑色はビリン系色素と黄色色素を組み合わせることで表現されていることがわかりました。脊椎動物では,鳥の青い卵には,ビリン系色素が使われています。

 

 実のところ,節足動物脊椎動物に青色色素は存在しないのではないかと考えていたのですが,予想に反して青色色素は存在することがわかりました。ただ,確認したわけではないですが,青色色素を用いている陸生動物は少ないように感じます。もしそうならばどうして青色色素があまり使われていないのか,新たな疑問が生じました。

 

  追記

 今回は,「色」について扱いました。ただ,色を扱ううえで注意しておかなければならないのは,光の波長に色はなく,目の錐体細胞からの情報により脳内で色が付けられているということです。例えば,ヒトは3色型色覚ですが,鳥は4色型色覚(しかもヒトの錐体細胞よりもバランスがいい)を持っています。このような動物はヒトより断然鮮やかな世界を見ているはずです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

R1 収穫祭

こんにちは!ダーウィニズム研究会です!

ブログが新しくなったことはお気づきでしょうか?笑

 

本日は収穫祭1日目でした。メニューは、今年は新メンバーに香川県出身の人が入会してくださったので「あんもち雑煮」をつくりました


あんもち雑煮は香川県の郷土料理の一つで、砂糖の生産が盛んだった江戸時代に農民の人達が正月くらいはコッソリ贅沢がしたい!という願望から産まれたものです。


まさか白味噌のお雑煮の餅の中に砂糖入りの餡が入っているわけがない、という考えの裏をかいたのが始まりというなんとも面白い料理です。


本来使う予定だった業務用の大福が、台風の影響で工場が潰れて確保できないという衝撃のトラブルが発生しましたが、何とか乗り越えて沢山の方々にお雑煮を楽しんで貰えました。


明日の二日目は野菜販売。

今日以上の凄まじい短期決戦となると予想されます。

力を合わせて頑張っていこー!




農業・農業用施設の近代化と水田生態系

皆さんこんにちは、だーけんです。

遅くなりましたが、今回は、「農業・農業用施設の近代化と水田生態系」というテーマの発表についてお伝えします。

まずはじめに、「水田」について。水田は、生き物の宝庫と言われています。人の手により氾濫原などに作られ、生物の代替生息地として機能してきました。

その水田環境は、人が管理することで保全されています。
例えば、
水田における代かきや田植え、稲刈りなどは、かつて(水田が作られる前の氾濫原などの湿地)の洪水によるかく乱(適度なかく乱があった方が、生態系の多様性にはいいと言われています。)に代わって生物の環境の保全に貢献しています。

しかし、近年の農業の近代化などによる農村環境の変化により、水田生態系は大きく変化しています。

農業の変化とは、具体的に、
農業用排水路の整備や水路のコンクリート化や、耕作放棄地の増加などです。

また、環境省レッドリストには、日本における絶滅したか、絶滅の恐れがあるとされている、と指定されている種の多くが
水田、水路を含む里山などを主な生育環境としている種に占められています。

このように、近年の農村環境の変化は、そこにすむ生物にも影響を与えていると言われています。

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こんな感じで、今回は主に水田とはどのようなものなのか、という内容が多くなってしまいましたが、
次回(私の発表であり、次回の発表というわけではありません)の発表では、
農業施設の変化がどのように水田生物に影響を与えるのか、また現在水田生態系に対しどのような配慮がなされているのか、

などなどについて、お伝えしていけたらいいなとは思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では、今回はこの辺で失礼します^ ^

ストライガ

こんにちは!だーけんです!

今回は “ ストライガ ” の 被害、原因、対策 について発表しました。

ストライガは
ハマウツボ科ストライガ属に分類される一年生の半寄生植物 です

種によって宿主植物は異なりますが、今回はトウモロコシやソルガムといったイネ科の 根 に寄生する Striga hermonthica
に主な焦点を当てました。

被害面積は、サハラ以南のアフリカを中心に日本国土の約1.4倍に渡り、年間被害額は一兆円に達すると言われおり、アフリカでは古くから魔女の雑草と呼ばれているそうです。

ここでは付随的な説明は割愛させて頂きますが、この甚大な被害の主な原因を以下のスライドにまとめました。

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ストライガ恐るべしですね。

次に、ストライガの寄生方法の説明として
•不毛な土地に適応する過程で宿主が生成した、菌根菌との共生や自身の生長制限に関わる植物ホルモンの感知により、ストライガが発芽すること
・ストライガが、活発な蒸散による蒸散流で宿主から栄養を取り込むこと
が挙げられます。

最後に対策の一部として、(ここでは簡略化します)
•新品種の選抜
•宿主作物がいない状態で誤発芽&枯死(自殺発芽)させる
•栽培法の改良
が挙げられます。
いずれに関しても、低コストでありその地域の文化や慣習に合うことが重要です。

最近では、作物の生長や作物と共生菌との関係には干渉せず、ストライガの自殺発芽にのみ作用する人工物質が生み出されたそうです。
食料問題解決に向け夢が膨らみますね!

今回は以上です!最後までお読み頂きありがとうございました!